文京区音羽にある音羽画廊では、伝統的な和の文化を体験できる画廊となっています。多くの画廊が点在する東京では珍しく、湯飲みや陶器が販売されている傍ら、金継ぎなどを体験できるお店となっています。本記事では、音羽画廊について紹介しますのでぜひ、参考にしてください。
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画廊スペースと茶室が一体となった画廊
音羽画廊は、画廊スペースと茶室が一体となった珍しいつくりの画廊です。1階では、湯飲みやお皿、絵画が並べられており、ゆっくり見ることが可能です。2階は展示スペースと茶室となっており、実際に金継ぎなどが体験できます。画廊スペースと茶室が一体となった画廊である音羽画廊について紹介します。
絵画・生活骨董・器等の取り扱い
音羽画廊では、絵画・生活骨董・器等も取り扱いしており、茶道教室もおこなっています。取り扱いしているものは、絵画などはもちろんクラフト製品やプラスチックのミニチュアカーです。他にも、可愛らしい箸置きなども取り扱っており、展示物には見る人を飽きさせない心意気が感じられます。
貸茶室もある
音羽画廊では、落ち着きのある貸茶室も取り扱っています。予約が必要ですが、大体10名程度利用することが可能です。お茶とともに日本料理店の点心を注文できます。ただ、料金は茶室に関しては水屋の使用も含みます。2,500円・1時間、道具等お貸出し1,500円・水屋炭をお使いの場合1,500円が必要となります。
査定・買取も可能
音羽画廊では、陶器などの買取もおこなっています。家の建て替えなどで不要な骨とう品が出てきた場合、まずは音羽画廊へお問い合わせすることをおすすめします。
音羽画廊では、陶器磁器・ガラス製品・人形・玩具・家具などの買取も可能です。昭和初期につくられた小さめの家具も買取できるため、一度問い合わせてみましょう。
茶道やさまざまな体験講座を多数開催
茶道をおこなってみたいけど、敷居が高いイメージがありなかなか手を出せないという方もいるでしょう。しかし、音羽画廊では店内が入りやすく誰でも茶道を体験できるお店になっています。茶道やさまざまな体験講座を多数開催している音羽画廊について紹介します。
茶道教室
音羽画廊でおこなう茶道教室では、茶道の基本的な挨拶から始まり、畳の歩き方などの基本的動作から体験できます。基本的な動作を習得できれば、お茶をたてられるようになるまで指導します。初級中級教室は2時間程度おこなっており、週4日間開催しています。小学2年生よりおこなえるコースもあり、初級プライベートコースもおこなっています。
英語中国語教室
音羽画廊では、伝統的な文化が体験できる教室はもちろん、英語中国語教室も開催しています。英語中国語教室は、週2回おこなっており丁寧に教えるため1コース2人までの教室を用意しています。また、より丁寧に教えてほしい方のためにプライベートコースも用意しています。
きもの倶楽部
自宅に着物が眠っているけど、着る機会がない方やお稽古で着物を着る機会がある方のために、きもの倶楽部を開催しています。きもの倶楽部は週2回不定期で開催しており、自分が持っている着物や小物をフルに活用してもらう目的でおこなっています。
このため、販売目的で倶楽部を開催しているわけではないため、きもの倶楽部へ安心して通えるでしょう。ただ、音羽画廊ではオンラインで着物や帯の販売もおこなっています。
初心者向けの本漆を使った本格的な金継ぎ講座を開催
日本の伝統的な修復技法として、金継ぎがあります。一見、敷居が高そうな金継ぎですが、音羽画廊では初心者向けに教室をおこなっています。音羽画廊がおこなう初心者向けの本漆を使った、本格的な金継ぎ講座について紹介します。
金継ぎ教室の日程
音羽画廊でおこなう金継ぎ教室は、土・日曜日と翌月曜に開催しています。教室は初級中級と分けられており、初心者でも安心して通えるように開催されています。初級・中級とも古屋容子が講師を務めています。蒔絵師である師匠に師事し金継の技術を学び、各地で金継ぎ講師を務める実績があります。
持ち物はエプロン・アームカバー・割烹着・ゴム手袋・直したい陶器を3個程度お持ちいただいています。ただし、キャンセルする場合は教室開催の2日前までにおこなうようにしましょう。2日前までに間に合わなければ、キャンセル料金が発生するため注意しましょう。
初級クラス
初級クラスは、全4回おこなっており、欠けとヒビの修復をおこなうことを前提としておこないます。万が一、自分のクラスで休んだ場合は、他のクラスに振り替え可能です。
中級クラス
中級クラスは、割れに対する修復もおこなっており、初級が終了次第中級へ参加することもできます。1回4,500円とテキスト代が初回700円かかります。毎週土曜日と日曜日に開催されているため、好きな時間に合わせていくことが可能です。
まとめ
本記事では、音羽画廊について紹介しました。画廊と聞くと敷居が高く、お店に入るのも躊躇してしまう方も多いでしょう。しかし、画廊には日本の伝統を知れる作品が多く展示しており、今まで知れなかったことに触れられるでしょう。本記事が、画廊について詳しく知りたい方の参考になれば幸いです。
音羽画廊の基本情報
名称 | 音羽画廊 |
住所 | 〒112-0013東京都文京区音羽1-15-12 東急ドエルアルス音羽1F |
電話番号 | 03-3947-7110 |
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金継ぎ暮らし
金継ぎ暮らしは東京を中心に活動しているグループで、年間に1,000個以上の金継ぎを行っています。たくさんの器を直してきた経験はもちろん、テレビ取材や監修、本の出版といったさまざまな実績もある、確かな技術を持った講師が教えてくれるのが大きな特徴です。
すべての道具が食品衛生法基準をクリアしているので、金継ぎした後も安心して食器を使用することができます。教室数も多いので、通いやすいのも強みだといえるでしょう。レッスン内容も、1日完結の体験コースや通って学ぶ本格コースがあります。