はる陶房

公開日:2023/09/14 最終更新日:2023/10/06
はる陶房

陶器は割れたりぶつけたりしてしまうと欠けてしまいます。気に入って使っていたものが欠けてしまうと悲しいですよね。食器の場合はそのまま使うとけがをしてしまう危険性もありますが、そんな割れた陶器を補修できるのが金継ぎ。最近は習い事や体験として人気があります。今回は金継ぎを行っている東京の教室、はる陶房について紹介します。

上石神井にあるアトリエ

はる陶房は陶芸教室をメインに行っている教室です。金継ぎ以外にも陶芸にも興味がある方におすすめです。どういった教室なのか紹介します。

少人数制でのびのび制作できる

はる陶房は東京都、練馬区にあります。上石神井駅から徒歩4分と通いやすいとことにあります。講師と相談しながら受講生がつくりたい作品を決め、制作を行っています。

決まったカリキュラムはないので初心者や経験者でクラスわけがなく、少人数での陶芸教室なので自分のペースでのびのびと陶芸を楽しめる教室といえるでしょう。

陶芸家から指導を受けられる

はる陶房には2023年9月時点で3人の講師がいますが、全員が現役の陶芸家です。陶芸家として活躍している講師から技術を学ぶことで技術をしっかり身につけられつつ、楽しみながら陶芸ができるでしょう。

体験教室を行っている

陶芸をしてみたいけれど、どんなことをするんだろう、どんな雰囲気の教室か気になるという方は体験教室に参加してみるのがおすすめです。マグカップ2個程度制作できる体験になっているので気になる方は問い合わせをしてみはいかがでしょうか。

作品展を行っている

はる陶房では毎年受講生の作品を発表する作品展を行っています。日常に使いやすい器から作品展用につくった大物などさまざまな作品がずらりと並びます。

実際にどんな作品をつくっているのか気になる方は、作品展に行ってみてはいかがでしょうか。作品の販売を行っているので作品を購入する楽しみもありますよ。

年1回行われる金継ぎ教室

陶芸教室は毎月開催していますが、金継ぎ教室は年に1回の募集となっています。はる陶房の金継ぎ教室ではどのようなことを行っているのでしょうか。金継ぎ教室は複数回のカリキュラムで金継ぎの基本の工程を学べる教室になっています。陶芸をしていて金継ぎにも興味が出てきた、趣味として金継ぎをやってみたいという方におすすめです。2023年の回は全7回の開催となっています。

教室で行う内容

はる陶房で行っている金継ぎ教室はどんなことを行っているのでしょうか。具体的に紹介します。

金継ぎ教室で行うカリキュラム内容

はる陶房で前回行った金継ぎ教室の内容を紹介します。金継ぎは金と名前についていますが、金を使うのは最終段階です。

下地づくり

最初は講師による材料や道具の説明を受け、まず漆を使って割れた陶器の破片をつけます。欠けてしまった部分には「こくそ」という漆に木や綿の粉を混ぜたものをつけて埋めます。次に厚みが足りないところに漆を塗り足したり、はみ出しているところはやすりで削ったりと細かな修正をします。

塗り

下地がしっかりできたら塗りの作業に入ります。塗りの作業は3段階あり、最初は黒の漆を薄く塗ります。次はやすりをかけてもう一度黒漆を塗ります。また次に使う赤い漆の準備も行いましょう。漆はなかなか乾かないので少しずつ工程を進めます。

金蒔き

下地や塗りを何度も重ねて、金を塗る金蒔きに入ります。まずは赤漆を塗って、生乾きのうちに金粉をそっと蒔きます。黒い漆の継ぎ目だったものが金色に一気に変わるのでよろこびもひとしおの瞬間です。

仕上げ

最終回は乾燥を待ってから、はみ出た金粉をふき取ります。そうしてやっと金継ぎが完了になります。前回のカリキュラムは最後に全体のおさらいも行い7回の金継ぎ教室が終了となりました。

金継ぎ教室に参加する際の注意点

金継ぎ教室に参加する場合は金継ぎしたい陶器を持参します。細かく割れてしまっているもの、かけらがなくなってしまって大きなすき間があるものは教室で行う時間内に仕上げをするのが難しいので、小さい欠けや割れがあるものがおすすめです。

また普段使っている器の場合は油や手脂が染みてしまっているので漆が乾きにくい可能性があります。そうした器はタオルに包んでお湯で煮て油を落とすなどの下準備をしておきましょう。

また器の肌が粗めのもの、焼き締めのものは漆が染みこんでしまって仕上がりがきれいにならないこともあります。仕上がりが心配な方は金継ぎできそうな器をいくつか持っていってどれを使えばよいか講師に相談してみるのがよいでしょう。

まとめ

陶器は長く使えるものですが、うっかり落としてしまったり硬いものにぶつけてしまったりすると欠けてしまうことがあります。食品を入れる器の場合は使っている時にけがをすると危ないので処分するべきですが、金継ぎで補修することで欠けてしまった器を再び使えるようになります。また金の美しさが足されるので今までとは違った雰囲気も楽しめるでしょう。

はる陶房は陶芸家による陶芸教室をメインで行っていますが、年に1度金継ぎ教室の受講生の募集も行っています。全7回程度のカリキュラムで少しずつ金継ぎの工程を学びます。丁寧に行う作業工程の楽しさと金蒔きができた時の美しさを楽しみましょう。

はる陶房の基本情報

教室名はる陶房
住所〒177-0044 東京都練馬区上石神井2-30-20 TMFビル1F
電話番号03-3928-1707
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金継ぎ暮らし

金継ぎ暮らし

金継ぎ暮らしは東京を中心に活動しているグループで、年間に1,000個以上の金継ぎを行っています。たくさんの器を直してきた経験はもちろん、テレビ取材や監修、本の出版といったさまざまな実績もある、確かな技術を持った講師が教えてくれるのが大きな特徴です。

すべての道具が食品衛生法基準をクリアしているので、金継ぎした後も安心して食器を使用することができます。教室数も多いので、通いやすいのも強みだといえるでしょう。レッスン内容も、1日完結の体験コースや通って学ぶ本格コースがあります。

東京でおすすめの金継ぎ教室比較表

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教室名金継ぎ暮らしTNCA☆(Taku Nakano Ceramic Arts☆)工房こつぐにっぽん てならい堂夢東日本金継ぎ協会つぐつぐ
特徴食器に使える金継ぎを行える信頼できる実績が豊富本漆による金継ぎにこだわっている学べるものの種類が豊富老舗の伝統的な技術を学べる初心者でも安心して学べるスケジュールを調整しやすい
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
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