日本金継ぎ協会
金継ぎを日本のサステナビリティとして後世に残す取り組み
おすすめポイント
ポイント1 | 初心者でも安心 |
ポイント2 | 初心者向けの教室と本格的な教室がある |
ポイント3 | 自分のうつわを2点まで持ち込める |
基本情報
教室情報 | うつわ 御結 HANARE 東京都港区南青山6-12-12 南青山マンション205 |
会社情報 | 会社名:一般社団法人 日本金継ぎ協会 本社:東京都港区南青山6-12-12 南青山マンション205 |
講座情報
特徴
・新漆(合成うるし)を使った現代風の金継ぎ
・定員6名
・体験後にはお茶とお菓子をいただきながらうつわの選び方や扱い方を教わることができる
料金 | 8,800円(税込) オプション:修復用の器 +1,100円(税込) |
日時 | 第3金曜・土曜 9:00~11:30 / 14:00~16:30 |
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金継ぎは壊れたものを捨てるのではなく、直して使い続けるという技術であり、SDGs指標12の「つくる責任・つかう責任」という項目にマッチしています。日本古来からのモノを大切にするという文化とともに、後世に金継ぎの技術を継承したいと考えているのが日本金継ぎ協会です。
ここでは日本金継ぎ協会が行っている金継ぎ教室について、また金継ぎを後世に残していくために行っている取り組みについてなどを詳しくご紹介します。
CONTENTS
日本金継ぎ協会の特徴①日本金継ぎ協会とは
日本金接ぎ協会は2020年に設立された新しい団体ですが、創業者であり理事を務める竹下茂雄氏は、もともと都内を中心に飲食店2,500店舗へ業務用食器や備品資材などを供給している、業務用陶器販売会社の4代目でもあります。
2018年に事業拡大を目指し、これまでの事業から持続可能な事業への方向転換を決めたことで環境保全の取り組みを開始しました。そして2020年に金継ぎと出会った後、これまでに自分たちが納入してきた器がゴミ箱に無造作に捨てられている姿にショックを受けたことで、産業廃棄問題と直面したそうです。
そのことから安価な輸入品を使い捨てのように使用する日本の現状を変えるべく、継続的に「金継ぎ」を飲食店に提供することで「飲食店のサステナビリティ推進」を広めていきたいと、日本金継ぎ協会を立ち上げたのです。
そして、今後も金継ぎ文化を日本のサステナビリティとして後世に残すために、日本金継ぎ協会ではさまざまな取り組みを行っています。
環境への貢献
日本金継ぎ協会では金継ぎのPR活動を行い、できる限り金継ぎにカジュアルなイメージ持たせて広めることで、簡単に参加できるアクションとして認知されることを進めています。これによりリユース化が進み、器の廃棄減少に貢献しています。
社会・経済への貢献
金継ぎによりproduct life cycleが伸びることで、安価な大量生産品や輸入品を使用せず国内の作家のクラフト品やメイドインジャパン製品を選択する機会を増やすことができると考えています。これによって日本の伝統文化維持に貢献しています。
地位資源の活用
日本金継ぎ協会では製造過程で必ず発生するB品の器を買い取り、金継ぎを施し付加価値をつけて販売します。これにより低下での正規流通を可能にし、作家の成長支援にも繋げています。
普及・汎用性
全国の都道府県に金継ぎ師を育成し、金つぎアップサイクルや器の地産地消ができる環境を整えることも、日本金継ぎ協会の取り組みのひとつです。
革新・ユニーク性
最近では海外でも注目されている金継ぎですが、インバウンド開発に向けて東京・青山にて金継ぎワークショップの拠点を開業し、日本の伝統文化の普及にも貢献していきます。
ウェルネス
過去の傷を隠すのではなく、個性として輝かせる金継ぎはその技だけでなくキンツギウェルネスとして普及を目指しているのも日本金継ぎ協会です。金継ぎの技術とその精神の両方を後世に残すことが大切だと考えているのです。
日本金継ぎ協会の特徴②金継ぎ体験
日本金継ぎ協会の金継ぎ体験は、東京・南青山のうつわギャラリー「うつわ 御結 HANARE」を貸し切り、初めてでも扱いやすくかぶれにくい新漆を使った現代風の金継ぎを提供しています。金継ぎ用の器も豊富に用意されており、和食器専門ギャラリーを貸し切っているため、落ち着いた雰囲気で金継ぎを体験する事ができるでしょう。
もちろん自分の器の持ち込みも可能で、当日に持ち帰ることができます。体験後はお茶とお菓子をいただきながら、器の選び方や扱い方まで学ぶことができるでしょう。また、この金継ぎ体験で使用する新漆は食品衛生法検査にて安全が確認されているため、修復後に食器として再利用も可能です。
開催概要
料金:8,800円/人(税込)
料金に含まれるもの:体験料、講習料、材料費、施設利用料、お茶・お菓子
オプション:修復用の器1,100円(税込)
人数:1回6名限定(1名から予約可能)
持ち物:汚れが気になる場合はエプロンやアームカバー、細かな作業があるため必要な方はメガネ
参加条件:6歳以上(12歳未満の方は保護者の同伴が必要)
時間:第3金曜・土曜 9:00~11:30/14:00~16:30(午前は9:30〜12:00の日もあり)
場所:うつわ 御結 HANARE
当日は予約時間の5分前に会場に集合し、金継ぎ体験を行います。日本金継ぎ協会公認の金継ぎ師が丁寧に金継ぎを教えてくれます。体験後はティータイムとうつわ講座があり、その後解散です。2時間半程度で体験できる気軽な金継ぎ体験なので、興味がある方はぜひ参加してみてください。
日本金継ぎ協会の特徴③金継ぎの依頼や和食器の購入もできる
日本金継ぎ協会では金継ぎ修理の依頼にも対応しており、また金継ぎ以外の和食器の販売なども行っています。
金継ぎ依頼
金継ぎは協会認定の金継ぎ師が心を込めて行います。予算や修理する食器に合わせて、本金継ぎ、簡易金継ぎ、銀継ぎ、共継ぎから最適な技法で見積もりを行ってくれます。見積もりや納期などのお問い合わせは、公式LINEまたはメールにて受付中です。
サイト内にはこれまで修理した金継ぎの作品が掲載されているので、仕上がりなどを確認したい方はぜひそちらをチェックしてみてください。納期の目安として簡易金継ぎは3~4週間、本金継ぎは90日~120日程度となっています。
オンラインショップ
日本金継ぎ協会のオンラインショップでは、さまざまな作家の和食器を購入することができます。サイト内では作家さんの紹介や、うつわの特集なども行っているのでぜひチェックしてみてください。
また東京の南青山と香川県高松市には店舗もあるため、実際に見て触れてうつわ選びをしたい方は店舗に訪れてみてはいかがでしょうか。
まずは公式サイトをチェックしてみよう!
金継ぎを日本のサステナビリティとして後世に残したいという思いを抱く、日本金継ぎ協会の金継ぎが気になったら、まずは公式サイトをチェックしてみてください。金継ぎ体験の申込みも公式サイトから受け付けています。
また、サイト内やInstagramでは金継ぎ作品の紹介なども行っているので、どのような作品を作っているのか気になる方は、そちらも見てみてはいかがでしょうか。金継ぎを通して日本の環境問題などについても考えさせてくれる日本金継ぎ協会で、楽しく金継ぎを学びましょう。
- 迷った方はこの教室がおすすめ
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金継ぎ暮らし
金継ぎ暮らしは東京を中心に活動しているグループで、年間に1,000個以上の金継ぎを行っています。たくさんの器を直してきた経験はもちろん、テレビ取材や監修、本の出版といったさまざまな実績もある、確かな技術を持った講師が教えてくれるのが大きな特徴です。
すべての道具が食品衛生法基準をクリアしているので、金継ぎした後も安心して食器を使用することができます。教室数も多いので、通いやすいのも強みだといえるでしょう。レッスン内容も、1日完結の体験コースや通って学ぶ本格コースがあります。