工房こつぐ
金継ぎと漆工芸の工房で学べる本格的な金継ぎ教室
おすすめポイント
ポイント1 | 本漆にこだわる |
ポイント2 | アクセスがよい |
ポイント3 | 明瞭な料金設定 |
基本情報
教室情報 | 非公開(個別にお知らせ) |
会社情報 | 会社名:工房こつぐ 本社:非公開 |
講座情報
特徴
・本漆による金継ぎ。
・各コース定員4名までの少人数制。
・現在全コース満席。キャンセル待ちは随時受付。
お教室 | 月2回、1レッスン2時間 第一・第三曜日 各選択曜日:午前コース/午後コース 第二・第四曜日 各選択曜日:午前コース/午後コース |
料金 | 月謝:各コース1万1,000円 入会金:3,000円 |
特徴
・満月コースは仕上げの工程で、代用紛による消し粉仕上げと、本銀を蒔き磨いて仕上げる丸紛仕上げの両方を体験し、2つの器をお持ち帰りできる。
・弦月コースは仕上げの工程で代用蒔絵紛による消し粉仕上げまで体験する。お持ち帰りする器は1つ。
・現在休講中。次回開催日未定。
料金 | 満月コース:1万9,800円(税込) 弦月コース:1万5,400円(税込) |
時間 | 13時~18時 ※Tea timeを挟む。退室時間自由。 |
金継ぎをきれいに行うためには集中力が必要であり、集中できる環境で作業をすることも大切です。金継ぎ教室の環境を重視して選びたいのなら、落ち着いた雰囲気と静かな環境の工房で本格的な金継ぎを習える「工房こつぐ」がおすすめです。
ここでは世田谷区奥沢駅で金継ぎ教室を開催している工房こつぐについて、その魅力や特徴、そして金継ぎ教室の種類などについてご紹介します。ぜひチェックして、金継ぎ教室選びの参考にしてみてください。
CONTENTS
工房こつぐの特徴①本漆を使うこだわり
金継ぎがさまざまな世代や国の方から注目されている昨今、初心者でも簡単にできる金継ぎキットなども多く販売されています。そのようなキットでは金継ぎの手順などをある程度学ぶことはできますが、本来の金継ぎで使用されている本漆ではなく、合成樹脂と漆を混ぜたものを素材として用いているものがほとんどです。
合成樹脂と混ぜた漆は、本漆に比べてかぶれにくく硬化が早いというメリットはありますが、体に悪い成分が含まれていることがあります。そのため、食品をのせる食器などに金継ぎをするのは控えたほうがいいでしょう。そして簡易金継ぎ教室でも、このような素材が使われていることは少なくありません。
その点工房こつぐでは、金継ぎの1日体験においても本漆を使用しています。もちろん本漆の金継ぎなら食品にも問題なく使用できますが、かぶれてしまう可能性があったり硬化しにくかったりというデメリットも存在しています。
そのようなデメリットがあっても工房こつぐが本漆にこだわっているのは、漆の木を育てる方々や、木から漆を採取したり精製をして漆に仕上げたり、そしてそれを使って伝統技術の文化を伝承する方など、たくさんの人や技術が関わっていることや、金継ぎという技術を通じてモノを大切に使うことなどを知ってほしいという思いがあるからです。金継ぎという技術を教えるだけでなく、金継ぎの本来の意味や価値を一緒に知っていくことができるのが、工房こつぐの金継ぎ教室なのです。
工房こつぐの特徴②金継ぎ教室の種類と内容
本漆にこだわって金継ぎを教えている工房こつぐでは「本漆金継ぎ / 特別体験コース」「金継ぎ教室」という2つの金継ぎコースをメインに行っています。ここではこの2つのコースの詳細のほか、現在は休講中となっている「本漆金継ぎ / 通常体験コース」についてもご紹介します。
本漆金継ぎ / 特別体験コース
特別体験コースは、自宅で本格的な金継ぎができるオリジナル金継ぎキットがついたコースです。さらにサンプル2つと説明書に沿ったレクチャーがついているので、教室でしっかりと学び、自宅でも復習できるお得なコースとなっています。
このコースでは、道具と材料の使用方法を説明書に沿った詳しい説明を受け、漆の調合についてデモンストレーションを交えて教わることができます。実際にサンプルを利用して一部の工程を実際に行うことができ、最後の蒔絵の工程を、サンプルを使用して蒔く体験ができます。
ただし、自分の器を持ち込んで繕うことはできないので注意しましょう。費用・時間などの詳細は下記のようになっています。
参加費用:1万6,500円(税別・金継ぎセット込み)
日時:詳しくは工房のサイトをご確認ください。
持ち物:エプロン(できれば割烹着)
セット内容:定盤、ヘラ、ゴム手袋、スポイトボトル、スポイト、筆、粉さじ、真綿、空研ぎ・耐水ペーパー、マスキングテープ、蒔絵粉、生漆、黒呂色漆、木粉、三辺地粉、砥の粉、刻荢綿、弁柄粉
その他:レッスンの終了や退室は自由、4名までの少人数制
※より詳しい内容は体験コース受講規約をご確認ください。
金継ぎ教室
定期的にしっかりと金継ぎを学びたい方のための金継ぎ教室も開催しています。詳細は下記のようになっています。
入会金:3,000円
月謝:1万1,000円
回数:月2回(1レッスン2時間)
レッスン:第1・第3週の午前または午後のコース2回もしくは第2・第4週の午前または午後のコース2回
開催曜日:月曜・木曜・日曜から選択(月曜は午前のみ)
時間:午前コース10時~12時、午後コース14時~16時
購入するもの:金粉・銀粉(時価)、蒔絵筆など量産品で用意できない一部の道具など
持ち物:かぶれ防止のエプロンや手袋、金継ぎする器など
※より詳しい内容は金継ぎ教室受講規約をご確認ください。
本漆金継ぎ / 通常体験コース(休講中)
現在は休講中となっていますが、1日体験コースとして通常体験コースがあります。このコースでも本漆を使用しますが、通常7回~のコースを凝縮して1日で体験できるのが大きな特徴です。コースは「満月コース」と「弦月コース」の2つがあります。
満月コースは仕上げの工程で代用粉による消し粉仕上げと、本銀を蒔き磨いて仕上げる本粉仕上げを体験し、2つの器を持ち帰ることができるコースです。弦月コースは仕上げの工程で代用蒔絵粉を使用した、消し粉仕上げまで体験できるコースで、器を1つ持ち帰ることができます。費用などの詳細は下記のようになっています。
満月コース費用:1万8,000円(税別・材料費、お茶代込み)
弦月コース費用:1万4,000円(税別・材料費、お茶代込み)
時間:13時~18時(途中ティータイムあり)
持ち物:エプロン
※より詳しい内容は体験コース受講規約をご確認ください。
工房こつぐの特徴③金継ぎ依頼もできる
工房こつぐでは、金継ぎ教室だけではなく金継ぎの依頼も受け付けています。もちろん本漆にこだわった金継ぎを提供しているので、ぜひ直したい器がある方は依頼も検討してみてください。
依頼する場合は、品物の写真や必要項目を公式サイトのフォームから送信し、仮見積書が届くのを待ちます。仮見積書を確認して依頼をキャンセルする場合はその旨をメールで連絡し、依頼を検討する場合は仮見積書記載の住所まで依頼する品を送付してください。
実際に品物が届いたうえで本見積書が提示され、その内容に了承すれば作業が開始されます。金継ぎが完了したらその旨と請求書がメールで送られてくるため、1週間以内にオンライン決済を行いましょう。決済が確認されるとすぐに品物の返送手続きが行われます。
金継ぎの納期は程度によって変動しますが、3か月~5か月程度かかります。複雑な場合は半年以上かかる場合もあるので、納期日が気になる方はまずはお問い合わせをしてみてください。
まずはお問い合わせをしてみよう!
本漆にこだわり、少人数の落ち着いた環境で金継ぎを学べる工房こつぐが気になったら、まずは公式サイトからお問い合わせしてみましょう。また、工房こつぐではInstagramでの発信も行っており、教室開催日なども都度更新されています。
公式サイトよりも早く情報を確認できることもあるので、素早く情報を知りたい方はInstagramもチェックしてみてください。
- 迷った方はこの教室がおすすめ
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金継ぎ暮らし
金継ぎ暮らしは東京を中心に活動しているグループで、年間に1,000個以上の金継ぎを行っています。たくさんの器を直してきた経験はもちろん、テレビ取材や監修、本の出版といったさまざまな実績もある、確かな技術を持った講師が教えてくれるのが大きな特徴です。
すべての道具が食品衛生法基準をクリアしているので、金継ぎした後も安心して食器を使用することができます。教室数も多いので、通いやすいのも強みだといえるでしょう。レッスン内容も、1日完結の体験コースや通って学ぶ本格コースがあります。